７月31日午後、「エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち」（以下「エスクワイア」）の制作発表会が行われた。

「エスクワイア」は、正義感が強くて堂々としていながらも、社会生活には不慣れなユルリム法律事務所の新人弁護士カン・ヒョミン（チョン・チェヨン）が、冷たさをまとうが実力は最高峰のパートナー弁護士ユン・ソクフン（イ・ジヌク）との出会いを通して、真の弁護士として成長していく、オフィス成長ドラマである。

演出を担当したキム・ジェホン監督は、「エスクワイア」の台本を初めて読んだとき、「これは本物だ！」と感嘆したという。「これまで法廷ドラマを2作手がけたが、「エスクワイア」は訴訟のケースが非常にリアルで細部まで作り込まれていた。本物だと感じた。高度な作品と表現できる」と語った。

さらに、「全12話構成で、各話ごとにエピソードが展開される。それぞれのケースが“愛”をテーマにしている。世の中には多様な形の愛が存在するが、そのなかで傷ついた人々と、法の中で彼らを支える弁護士たちの物語を描いている」と説明した。

イ・ジヌクは、ユルリム法律事務所の訴訟チームに所属するパートナー弁護士ユン・ソクフン役を務める。キャラクターについて、「合理的で、すべてに明確な答えを持ち、決断も早い人物」と紹介した。「普段は人を笑わせるタイプだが、今回はそうした一面を抑えた。弁護士は人を笑わせる職業ではないからだ。論理的かつ合理的に事件を進めていくキャラクターだ」と語った。
 

イ・ジヌクをユン・ソクフン役に起用した理由について、キム監督は次のように語った。「仕事のときは冷静沈着だが、いざ訴訟の当事者や身近な人たちに接するときには、内面からにじみ出る深い温かさがある。ユン・ソクフンという人物が持つべき外面と内面の両方を、イ・ジヌクが体現できると考えた」と語った。
 

「エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち」はNetflixで配信中。

写真提供：JTBC News
出処：https://news.jtbc.co.kr/article/NB12256899?influxDiv=JTBC